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中之島一帯が光の街に-「OSAKA光のルネサンス」始まる

中央公会堂壁面に絵画を映し出す「光絵画」

中央公会堂壁面に絵画を映し出す「光絵画」

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 水都大阪を光と水で彩る「OSAKA光のルネサンス2010」が12月11日に始まり、中之島一帯が光の演出に包まれている。

市庁舎南側の「水ものがたり2010~Dolphin Jump」

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 今年で8回目を迎える「OSAKA光のルネサンス」。昨年は大阪府が御堂筋のイチョウにイルミネーションを施す「御堂筋イルミネーション」も始まり、過去最高の304万人が訪れた。初日には、大阪市中央公会堂前で御堂筋イルミネーションとの合同点灯式が行われ、平松邦夫大阪市長、橋下徹大阪府知事らが出席。平松市長は「府・市ともに財政難だが、この中から元気になっていく姿を世界に発信したい。大阪が世界に向けて明るくきれいな街であるという発信につなげたい」などとあいさつや寄付の呼びかけを行い、イルミネーションが一斉に点灯した。

 御堂筋~堺筋間の中央会場「光のフェスティバルゾーン」では、昨年に引き続き中央公会堂壁面に絵画を映し出す「光絵画」や、中之島通りの並木や街頭にシャンパンをテーマにしたイルミネーションを施した「フランス・アベニュー」を展開。市庁舎南側の「みおつくしプロムナード」での音楽と連動した約20万球のイルミネーションが光る「中之島イルミネーションストリート」や、大阪府立中之島図書館正面をスクリーンに音楽と映像で演出する「ウォールタペストリー」など恒例の人気コンテンツもそろえる。水辺の中之島公園では、巨大なスノーマンや動物のイルミネーションオブジェが並ぶ。

 堺筋以東の東会場「ローズライトガーデン&イーストライトパーク」では、流れる川をLEDで表現した全長100メートルの「水ものがたり2010~AQUA DREAM~」や、高さ7メートルのトナカイのオブジェなど、多数のイルミネーションオブジェを展示。鳥取砂丘「砂の美術館」による砂像や、今年の青森ねぶた祭りで出品されたねぶた1台分の廃材を利用した藤浩志さんの「ホワイトドラゴン」などのオブジェも。山梨ブースの「甲州鳥もつ煮」や、東北ブースの「横手やきそば」、但馬ブースの「カニ汁」「但馬牛の串焼き」など、全国各地のご当地グルメを提供する「逸品縁日DX」や、世界各地の料理などを提供する「クリスマスフードコート」などの「食」も充実させた。

 大阪市立科学館北側の西会場「ウェストライトパーク」には、海外で活躍するアーティスト・b.(ビードット)さんによる巨大キャラクターバルーン「b. Friends in the sky」が登場。連携事業では「中之島アイススケートリンク」や周辺ビルのライトアップ、関連イベントでは、堂島川に巨大アヒルを浮かべた「ラバーダック」など人気コンテンツも用意した。

 同イベントで使用する電力のうち8,000キロワット時は太陽光発電によるグリーン電力を、残りの9,000キロワット時は「大阪市施設等からのCO2排出削減量(国内クレジット制度)」を活用してカーボンオフセットを行うという。

 今月25日まで。期間中の16時~22時(日曜・祝日は10時~22時)は、中央会場周辺で特別車両通行止めを実施。

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