阪急百貨店うめだ本店（大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381）10階催場で9月8日、トレンドスイーツを一堂に集めた「阪急スイーツショー2010」が始まった。

クラブハリエのグランシェフ・山本隆夫さんと優勝作品

　今回が初企画となる同催事。同店スイーツバイヤーが厳選し、話題のスイーツを洋菓子、和菓子合わせて47ブランド集めた。チョコレート細工実演コーナーでは、クラブハリエのグランシェフ・山本隆夫さんが実演。山本さんは今年、2年に1度アメリカで開催される製菓の国際コンクール「WPTC」に日本代表のチームキャプテンでチョコレートピース担当として参戦し、チームJAPANを日本初優勝へと導いた。実演会場では、ピーターパンの世界をイメージし、コンクールで出品したものと同じイメージの作品を会期中制作する。

　洋菓子では、デニッシュパンとシュークリームをミックスした、ザ・リッツ・カールトン大阪の「クリームデニッシュ」（プレーン、ストロベリー、グリーンティー各380円）や、人気で販売期間が延長になったウェスティンホテル大阪の「ハワイアンドーナツ」（6種、各201円）などのホテルスイーツも登場。和の素材で人気のブランド・和楽紅屋の「和ラスク」や「東京和ドーナツ」（7種、各160円）なども。パティスリーリュンヌでは、オーダーが入ってから焼き上げる「スフレ」（701円）を提供し、イートインスペースも設ける。

　和菓子では、和菓子づくりの技術を認定する「選・和菓子職」に大阪で初めて認定された和菓子職人・出口勝正さんの「菓子処ふる里」が出店。和菓子にはあまりなじみのないクリームチーズを使った「チーズモンブラン大福」（263円）や、ラズベリーをのせた新商品・「フルーツフロマージュ大福」などを販売する。TVチャンピオン全国和菓子職人選手権で2回の優勝経験を持つ松田明さんの「和菓子工房　あん庵」では、新商品・「ふわふわ生どらやき」（210円）を販売。御菓子司・一心堂の「フルーツ大福」には初日朝から行列ができた。

　会場内のイベントスペースでは1日2回、人気パティシエが登場するトークショー＆お菓子教室を連日開催。「和楽紅屋」の辻口博啓シェフや「ファクトリーナカタ」の中田浩シェフ、「グラモウディーズ」のマーク・グレースシェフらが日替わりで登場する。参加無料。

　会場内にはスペシャルカフェとして、クラブハリエの「バリスタカフェ」、一保堂茶舗の「日本茶カフェ」も出店する。

　営業時間は10時～21時（日曜～火曜は20時まで。最終日は18時終了）。今月14日まで。