サントリー(大阪市北区堂島浜)は11月6日、東ハトとのコラボレーションによる「暴君ハバネロ」の缶入りスープ飲料「暴君ハバネロの旨スープ」を発売した。
同商品は、2003年に東ハトが発売したスナック菓子「暴君ハバネロ」の世界観をテーマに開発した商品で、激辛トウガラシ「ハバネロ」の刺激的な辛さと、トマトやオニオン、チキンなどをじっくり煮込んだジューシーなうま味たっぷりの味わいが特長。「少しお腹が空いた時や温まりたい時にはもちろん、おにぎりやサンドイッチなどの食事と一緒に楽しんでいただくのもおすすめ」(サントリー広報担当者)と話している。
パッケージは、ハバネロを擬人化した「暴君」キャラクターを踏襲したもので、お玉ですくったスープのイラストや「旨スープ」という文字で、「旨辛さ」を表現している。同商品は190グラム缶(120円)、全国のコンビニエンスストアなどで販売している。
今回のコラボレーションは、「これまでにない新しい飲料の開発を考えていたサントリーと、『暴君ハバネロ』ブランドのさらなる広がりを検討していた東ハトの意向が一致し、商品開発に着手したもので、昨年の秋ごろにサントリーが提案を行い、その後両社でコラボレーションを進め、中味やデザインの試作を重ねてきた」(同担当者)という。
同商品公式サイト「お腹がHELLぜ!」は、「お腹がHELL地獄」内でプレーヤーをマウスで動かし、鬼や大王の攻撃に耐えながら地獄脱出を目指すRPG風ゲームサイトになっている。