LLPアートサポート、大阪21世紀協会、関西広域機構で構成するIWF実行委員会は7月31日より、「インターナショナルワークショップフェスティバル2010『250 DOORS』」を開催する。
今年で4回目を迎える同フェス。「文化って何だろう?」から始まり、「文化とは多様性が大きな要素では。混在したものが発酵するとにおいや熱が出る。それが文化では」とし、「文化は人がつくる」をコンセプトに「気軽にアクセスできるフェスティバルを開きたい」と始まった。初開催の2007年には38講座、2008年には100講座、昨年は200講座を開講し、今年は250講座を用意する。昨年は3,206人が受講し、今年は5,000人を目標にする。今秋は仙台市での開催も決定した。
期間中、古典芸能からポップカルチャー、建築、ダンス、科学、ファッション・美容、くらしなど幅広いカテゴリーの講座を、「おもろい」をキーワードに選び開講。「今年はツイッター、ユーストリームなど新しい講座も出てきた」。参加費はすべて500円(材料費が別途必要な講座あり)。昨年は「キッズ・ヨーガ」「究極の美眉(まゆ)メークに挑戦」「美しく神秘的な女性になるベリーダンス」など、チケットが完売した女性向けのワークショップも多数あった。
今年注目の講座は、元ニュースキャスターの平松邦夫大阪市長による「伝わる、伝える話し方」(8月5日)、原宿「6%DOKIDOKI」のディレクターで「kawaii」カルチャー第一人者・増田セバスチャンさんによる「『kawaii』ガールのススメ」(7月31日)、NHK総合「サラリーマン体操」振り付けの近藤良平さんによる「真夏にさわやか!!近藤良平!炎のダンスワークショップ」(8月23日)など。
会場は大阪市役所、大阪市中央公会堂(ともに大阪市北区中之島)、芝川ビル(中央区伏見町)、大阪市立芸術創造館・旭区民センター(旭区中宮)、元立誠小学校(京都市中京区)。開催期間は今月31日~8月9日、8月16日~24日。参加申し込みはウェブ予約フォームまたは電話(TEL 080-3841-6006)で受け付けている。