福島のフレンチレストラン「ミチノ・ル・トゥールビヨン」がおせち販売

利用客のリクエストで始まった同店の洋風おせち

利用客のリクエストで始まった同店の洋風おせち

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 今年8月に移転オープンした福島のフレンチレストラン「ミチノ・ル・トゥールビヨン」(大阪市福島区福島6、TEL 06-6451-6566)が現在、洋風おせちの予約を受け付けている。

オーナーシェフの道野正さん

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 オーナーシェフの道野正さんは1990年から大阪・豊中でフレンチレストランを経営。大阪市内への移転を考えていたところ、福島でフレンチレストランを営む知人シェフから「移転をするのでこの場所を引き継いでほしい」と話があり、同所で8月に開業した。

 同店では23坪の店内に「シェフ渾身の料理を提供できるように」と以前より少ない20席を設ける。ランチは「昼のショートコース」(1,785円)と「昼のフルコース」(3,990円)、ディナーは月替わりで2コース(8,663円、10,164円)を提供する。

 同店がおせち料理を始めたのは豊中の店のころからで、利用客に「正月に若い者が帰ってくるが、若い人は和風のおせちをあまり食べない。洋風のおせちを作ってくれないか」と頼まれたのがきっかけで、以来、大半はリピート客が注文しているという。道野さんは「毎年のものなので内容も少しずつ変えている。和風のおせちのように、一つひとつ縁起を担いだ食材を使った洋風おせちにしていきたい」と話す。

 おせちは三段重(約4人分=3万1,500円、送料込み)で、一の重にはタイのポワレ、帆立貝のマリネ、サーモンソテー、エビのクールブイヨン煮など「海の幸」を、二の重にはパテ・ド・カンパーニュ、鶏のソテー、鴨のロースト、黒毛和牛のローストなど「山の幸」、三の重にはバスク風オムレツ、グラタン・ドフィノア、カマンベールチーズ、ガトーショコラなど「ヴァリエ」を詰め、ジャガイモのポタージュと特製ドレッシング2種を別添えにする。

 「頼まれてする分にはまじめにしたいし、ちょうどいい」という30個限定で販売する。商品は宅配便で1月1日午前中に届ける(一部地域を除く)。予約は電話で受け付けている。

 営業時間は、ランチ=12時~13時30分、ディナー=18時~21時。月曜定休。

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