ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪市北区梅田2、TEL 06-6343-7000)のクリスマス館内装飾として、プリザーブドローズを使ったツリーとお菓子のビレッジが1階ロビーに登場した。
レセプションロビーには、高さ3.5メートルのツリーにレッド、ワインレッド、チョコレート、濃ピンク、薄ピンクの5色のプリザーブドローズを飾ったクリスマスツリーが登場。ツリーは大ぶりのプリザーブドローズ1,200個、リボン、イルミネーションをぜいたくに装飾したもので、「世界的にも珍しいツリーの前では女性の方がよく記念写真を撮られている」(同ホテル広報担当者)と話す。
フロント前ロビーには、今年初めて「お菓子のビレッジ」が登場。ペストリーシェフの藤田茂さんと、松尾浩幸ペストリースーシェフ率いるペストリーキッチンチームが「9月半ばごろから構成を練り始めた」という手作りの作品。15人が約1カ月半を要し制作した。「動きのあるもので夢のあるものを」と考え、「ヨーロッパの山あいの田舎町。素朴で温かいビレッジ」をテーマに教会や店舗、家、湖水、山のある村の周りを模型機関車が走る風景に仕上げたという。
人形や建物の細かい部分も手作りで、家はクッキーやジンジャーブレッド20キロ、屋根にはパスタ800グラム、アーモンド1.2キロ、マカロン200個、金平糖100個などを使い制作した同作品。藤田さんは「全体の構成を考えるのが一番大変だったが、汽車がビレッジの周りを走った時にはうれしかった。家の中にも小さなこだわりがあったりするので、それらを探してもらえれば」と話す。汽車は毎日8時から24時まで、毎時0分から30分間走る。
クリスマス装飾期間中、館内にはレストランや宴会場なども合わせクリスマスツリー85本が設置されている。館内装飾は今月27日まで。