
阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)で7月2日、食料品売り場の人気ナンバーワンカテゴリーを決める企画「阪神梅田本店 食品選挙 2025」が始まった。
7日3日に公示される参議院選挙に合わせ、「食の阪神」の魅力をアピールしようと企画した。地下1階と1階の売り場を9カテゴリーに分け、来館者の投票によってナンバーワンを決める。総菜売り場は「未来を元気におべん党」、「おやつのひきだし」売り場は「おやつ天国 甘党」、食祭テラスは「令和イベント党」などユニークな政党名を掲げ、売り場には「選挙ポスター掲示板」を設置する。
初日の2日は、各売り場の責任者が「党首」として来店客に向け選挙演説を行った。洋菓子売り場の「洋菓子を愛する会」党首の松田泰之さんは「洋菓子は人びとの心を豊かに明るく元気にする」とアピール。和洋酒売り場の「国民飲酒党」党首の田村賢三さんは「清き一票を、いや清き一杯を」と投票を呼びかけた。各党の政見放送は、同店のユーチューブチャンネルで公開する。
同店フード販売企画担当者の吉田香澄さんは「普段あまり立ち寄らない売り場にも足を運んでもらえたら」と話す。
投票は、地下1階和洋酒売り場近くに設置する投票箱と同店ホームページで、7月17日17時まで受け付ける。開票結果発表は7月18日。得票数1位となった党に投票した人の中から抽選で15人にバニラスイーツ専門店「VANI(バニ)」のサンドクッキー(18枚入り)を進呈する。