ウナギ料理店「鉄・釜・鰻 ねどこ」(大阪市北区東天満1)が7月17日、JR大阪天満宮駅近くにオープンした。
ウナギ料理店「炭火焼寝床 心斎橋本店」(中央区)と「炭焼鰻 寝床 福島店」(福島区)の姉妹店。調理方法の特徴は、国産のウナギを炭火ではなく鉄板で焼くところ。「寝床」ブランドではネットで販売したウナギをフライパンで温めて食べてもらうことから着想し、新しいウナギの食べ方を提案しようと出店した。フライパンの約5倍の厚みがある鉄板を使って焼く。
店舗面積は約35平方メートル。席数はカウンター=10席。客席は調理する様子が見え、ライブ感を演出するため、鉄板をコの字型のカウンターで取り囲むように配置した。
ランチは丼ものを中心に用意。目玉は「特選 鉄鰻丼(てつうなどん)」(2,618円)。三重県産のウナギを炭火で焼き、仕上げに焦がしたたれを絡ませてから、さらに鉄板で焼く。のせるライスは、同ブランドオリジナルブレンドの米を羽釜で炊く。
ディナーは、ウナギを使った一品料理(均一968円)をそろえる。ウナギを巻いた卵焼き「う巻き」や、トマトやチーズにウナギを合わせた「うなぎとトマトのカプレーゼ」、ウナギをキュウリの酢の物とあえた「うざく」、ウナギをはじめ梅肉、大葉、レンコンなどを詰めた「うなぎの春巻き」などを提供する。
店長の高田優香さんは「『特選 鉄鰻丼』は、希少価値が高い大きいサイズのウナギを使っている。鉄板で食べる新感覚のうなぎ料理を堪能してもらえれば」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~22時。