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阪神梅田本店で高知の魅力発信イベント 移住者に焦点、カツオや日本酒も

「田中鮮魚店」店主の田中隆博さん

「田中鮮魚店」店主の田中隆博さん

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 高知県の魅力発信イベント「高知フードトリップ~どっぷり高知旅編~」が6月19日、阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)1階「食祭テラス」で始まった。

「田中鮮魚店」の「土佐久礼かつおの藁焼き塩たたき丼 二段盛り」

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 カツオをはじめ、高知県定番のグルメやスイーツ、日本酒などを販売する同イベント。昨年の初開催以来2回目となる今回は、約10店が出店するほか、高知県への移住者に焦点を当て、それぞれが住む「黒潮町」「日高村」「北川村」の3つの町を紹介するコーナーも展開する。

 フードは、土佐沖で水揚げされたカツオを10枚以上盛り付けた「土佐久礼かつおの藁(わら)焼き塩たたき丼 二段盛り」(1,801円、田中鮮魚店)や、四万十ポークを100パーセント使った粗びき肉が入ったカレーパン「四万十川とカリーパン」(350円、道の駅四万十とおわ)などを出来立てで提供する。土佐文旦を使った果汁100パーセントの「文旦ジュース」(720ミリリットル、2,501円)や、帽子の形をした「土佐ジロー卵のぼうしパン」(324円)、高知定番の土産という「龍馬塩けんぴ」(451円)も用意する。

 同県内全18酒蔵の日本酒を試飲・販売するコーナーでは、県独自の酒米「土佐麗(とさうらら)」を使った「純米大吟醸 tosa urara」(720ミリリットル、2,231円、土佐鶴酒造)や、四万十町産の米「仁井田米(にこまる)」を使った「純米大吟醸 にごり 霧の里」(500ミリリットル、5,901円、文本酒造)などを用意する。

 開催初日には鏡開きを行い、来場者に「文元酒造」の酒を振る舞った。高知県庁観光政策課の船長拓海さんは「会場にいるスタッフはほとんどが高知県から来ているので、自然に育まれた自慢の食を味わえるだけでなく、県民との交流の場となっている。高知の魅力を詰め込んだのでたくさんの人に来場してもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~20時。今月24日まで。

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