大阪ステーションシティ(大阪市北区梅田3)で提供されているAR(拡張現実)体験コンテンツ「AR大阪鉄道博物館」に7月下旬、新形式2種類が追加される。
5月11日から展開するJR大阪駅開業150周年記念イベント「大阪駅タイムトラベルステーション」の一環。大阪ステーションシティ内の4つの広場に設置されたARマーカーをスマートフォンで読み取ると画面に現れる歴代の車両4形式と動画や記念撮影を楽しむことができるコンテンツを提供している。
現在体験できるのは、1階「旅立ちの広場」のオレンジとグリーンの車体から「カボチャ」の愛称で知られる「クハ86形」、2階「アトリウム広場」のベージュと赤の車体が特徴の「クハ489形」、「カリヨン広場」の蒸気機関車「1800形」、5階「時空の広場」の新幹線「500系521形」の4種類。
7月下旬には、直通通勤型電車「クハ103形」、寝台特急「トワイライトエクスプレス」に使用されていた「スロネフ25形」の2形式を追加する。JR西日本交通まちづくり戦略部の佐々木英輔さんは「大阪ステーションシティのいつもの広場が、時空を超えて鉄道博物館になる面白さを感じてほしい。ライトな鉄道ファンづくりにつながれば」と話す。
利用無料。開催時間は、「旅立ちの広場」4時40分~翌1時15分、「アトリウム広場」4時30分~翌1時10分、「カリヨン広場」4時30分~翌0時50分、「時空の広場」8時~23時30分。11月4日まで。