東北物産展「阪神の東北6県ぐるグルメ」が4月24日、阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)8階催事場で始まった。
ずんだジェラートとチーズケーキを合わせたシェーク「ずんだっぺチーノ」
東北地方6県のグルメを集める催事は、2019年以来5年ぶりの開催。今回は、海鮮や肉、スイーツなど東北グルメを中心に50店以上が出店し、約1000種類の商品を販売する。半数の店では実演販売を行い、会場ににぎわいを添える。会場内には、酒とできたての料理を楽しめるイートスタンドを設置。最終日を除く15時から、日本酒またはビールと一品料理のセットと引き換える「東北バルチケット」(800円)を200枚限定で販売する。
海鮮は、岩手県「浄土ケ浜パークホテル」が刺し身を花に模して盛り付けた「毛がに・うに・いくら・鮮魚の花畑弁当」(3,801円)を、青森県「八戸ニューシティホテル」が脂がのった1匹約700グラムのサバを使う「虎(とら)鯖棒すし」(3,240円)を、それぞれ実演で販売する。肉のメニューは、宮城県「たんや善治郎」の「牛たん極太盛り合わせ弁当〈切り落とし、加熱式〉」(3,151円)、秋田県「秋田比内や」の「比内地鶏親子丼」(1,100円)など。イートインコーナーには、福島県のラーメン店「会津・喜多方ら~めん坂新」が出店する。
スイーツは、同催事で初めて販売するという宮城県「ナチュリノ」の新メニュー「ずんだっぺチーノ」(600円)、山形県「明友庵」の「ずんだ餅」(4個入626円)などのずんだスイーツをはじめ、青森県「コマモシフォン」の「王道アップルパイ」(1ホール、2,501円)、岩手県「しあわせ乳業」の「ヤギミルククリームパン」(350円)などをそろえる。
フード催事部バイヤーの岩城隆文さんは「東北6県の魅力が詰まった催事。旅するように会場を巡ってほしい。定番グルメをそろえたので、必ず満足してもらえる」と自信をのぞかせる。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。4月29日まで。