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茶屋町・綱敷天神社御旅社で「ゴジラ御守」 梅田の風景もデザイン

綱敷天神社御旅社で授与する「ゴジラ御守」TM & © TOHO CO., LTD.

綱敷天神社御旅社で授与する「ゴジラ御守」TM & © TOHO CO., LTD.

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 創建1000年を超える「綱敷天(つなしきてん)神社御旅(おたび)社」(大阪市北区茶屋町)が3月9日、「ゴジラ御守」の授与を再開した。

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 新しく子ども向けのお守りを作ろうと同神社が企画。2月3日に300個を用意し初回授与を行ったが、即日なくなった。2回目の授与となる今回は2000個を用意し、土曜・日曜の13時~17時に授与する。

 初穂料は1個1,000円。ご利益は、「困難打破」「心身健康」「子供愛護」「往来安全」の4つ。お守りの表面には片仮名で「オマモリ」の文字とゴジラをデザインし、裏面には「HEP FIVE」の赤い観覧車や「ちゃやまちアプローズ」、同神社など梅田の風景に加え、同神社のご神木である梅の花の絵柄を施す。禰宜(ねぎ)の白江秀知さんは「表面のゴジラは、『ゴジラ2000 ミレニアム』のゴジラのデザインを手がけた西川伸司先生にお願いし、『ゴジラVSメカゴジラ』に登場したゴジラを描き下ろしてもらった」と話す。

 ゴジラとのつながりについて白江さんは「1993(平成5)年公開の『ゴジラVSメカゴジラ』で、梅田茶屋町を通過したシーンがあり、そこに御旅社の背面が映り込んだことがある」と話す。ゴジラを絵柄に起用した理由については「全世代に知名度が高いゴジラがいいのではないかと考えた。『ゴジラVSメカゴジラ』でゴジラがベビーゴジラを探すシーンがあり、愛情深いゴジラの姿が子ども向けにふさわしいと思った」。

 「『ゴジラ御守』を作ろうと考えてから初回の授与まで約3年がかかった。御旅社は御本社の神様が祭礼時に立ち寄る場所でもあり、旅路の往来安全を願う場所でもある。日本のみならず世界まで自分の足で歩くゴジラのように自分の歩みを大切にしてほしいという願いも込めた」とも。

 授与は1人につき1個まで。在庫がなくなり次第授与は休止。

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