「仮面ライダーストアOSAKA」と「クレヨンしんちゃん シネマパレードツアー」が2月9日、大丸梅田店(大阪市北区梅田3)5階にオープンした。
野原しんのすけのオブジェで出迎える「クレヨンしんちゃん シネマパレードツアー」
インバウンド需要の拡大や日本のアニメ・キャラクター人気などを受け、免税カウンターを設ける5階を日本のポップカルチャーを楽しめるフロアにリニューアル。大阪初出店となる「仮面ライダーストアOSAKA」と西日本初出店となる「クレヨンしんちゃん シネマパレードツアー」をオープンさせた。
入り口に高さ約2メートルの「仮面ライダーファイズ」立像を設置した「仮面ライダーストアOSAKA」では、600種類以上のグッズを用意。同店のオープンを記念して、「仮面ライダー1号」や現在放送中の「仮面ライダーガッチャード」など人気のキャラクター6体をプリントしたクリアファイル(660円)を販売。変身ベルトや歴代仮面ライダーのアクリルスタンドなども用意する。オープン初日は開店直後に約300人が来店。20代の女性は「開店の20分前から並んでいたが、整理券が配られ、入れるのは13時になってしまった。目当ての商品が売り切れないことを願っている」と話す。
「クレヨンしんちゃん シネマパレードツアー」では、歴代の映画30作品をテーマにしたグッズを700種類以上用意。野原しんのすけをはじめ、ひまわり、シロ、ぶりぶりざえもんなどキャラクターの顔をデザインしたヘアバンドや海外の人に人気だというフィギュア、ぬいぐるみ、文房具などをそろえる。原作漫画の発行元・双葉社の石川昌史さんは「1993年~2022年までの歴代の映画クレヨンしんちゃんの世界を楽しめる。親子などで公開当時を思い出しながら買い物をしてもらえれば」と話す。
5階フロアを担当する中西直彦さんは「『Nintendo OSAKA』『ポケモンセンターオーサカ』を13階で展開しており、SNSで『神フロア』と呼ばれている。キャラクターの聖地として多くの人に楽しんでもらうため、これからもエンターテインメント性の高い店づくりを目指したい」と話す。
営業時間は10時~20時。