アセットマネジメント会社のユニファイド・キャピタル・ジャパン(東京都中央区)は、特定目的会社を通じて「梅新ビル」(仮称)(大阪市北区曽根崎2)開発プロジェクトを進めていると発表した。
梅田にある鉄道7駅から徒歩10分以内の好立地にある同ビル付近では、近年多数の再開発が行われ、同ビル西隣の梅新第一生命ビルも昨年10月に竣工(しゅんこう)したばかり。
建物は地上9階、地下1階で、延べ床面積は約1,987平方メートル(予定)。外観はガラスのカーテンウォールを採用し、基準階部分は3面からの自然採光を可能にした。2階~9階は、オフィスユーザーをはじめとしたテナントを想定しているが、低層階はガスや給排水の引込みも可能で、オフィスユーザーのみならず、クリニックやエステティックサロンなどの入居にも対応するという。
そのほか24時間監視のセキュリティー設備やカードアクセス入退室方式なども導入する。地上1階には物販店舗が入居する予定で、地下1階へは飲食店を誘致し、上層階入居者への利便性も図る予定。
竣工は来年7月下旬を目指し、春には入居者向け内覧会を行う予定。