「バレンタインチョコレート博覧会」が1月20日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)で始まる。
アート作品のような「Sachi Takagi」のチョコレート
「阪急チョコ百貨店」と題し、同店地下2階~12階の14フロアと阪急メンズ大阪(同)1階に売り場を設け、国内外約300ブランド、約3000種類の商品を販売する。2009(平成21)年から同イベントを担当している高見さゆりさんは「日本最大規模のバレンタイン売り場面積で、昨年の売り上げは、過去最高の約29億円だった。女性はもちろん、男性や家族連れなどいろいろな人が楽しめる『チョコレートのテーマパーク』を目指している」と話す。
メイン会場の9階では、「祝祭広場」の若手パティシエやショコラティエに焦点を当てた「ネクストジェネレーション」をはじめ、カカオや産地に着目した「カカオワールド」、かんきつ類を使ったチョコレートや焼き菓子を集めた「チョコレートマルシェ」など5コーナーを展開。「アートステージ」では新企画として、チョコレートとキャラメルのコンビネーションが楽しめるスイーツを紹介するほか、「阪急うめだギャラリー」では、国内外38人のトップショコラティエが手がけるボンボンショコラを販売する。
9階では、延べ18ブランドが出店するソフトクリームや、フィナンシェなど焼きたて菓子の実演販売などを行う。洋菓子メーカー「モロゾフ」は、「マルゥ」「ショコラマダガスカル」「カカオハンターズ」の3つのチョコレートブランドとコラボレーションしたチョコレートプリン(各432円)を同店限定で販売する。初出店の「Sachi Takagi」は、植物性素材のみを使い、カラフルで抽象的なデザインを施したチョコレート用意する。シェフの高木幸世さんは「自然を表したデザインからどんな味だろうと想像しながら楽しんでもらいたい」と話す。
地下1・2階は、今月17日から先行してバレンタイン商品の販売を行っている。地下1階「ツリーテラス」では、「パティスリー ラ・ガール バイ ルイ ロブション」(1月23日まで)や「スノーチーズ」(1月24日~2月14日)が期間限定出店する。このほか、チョコレートを使った和菓子、日本酒や焼酎などを使ったチョコレートも販売する。
営業時間は10時~20時。2月14日まで。