大阪産の酒を集めたイベント「大阪酒万博 2023 in 扇町公園」が10月21日、大阪・扇町公園(大阪市北区扇町1)で開催される。
大阪ブルワーズ協会、大阪ワイナリー協会、大阪酒造組合の大阪府酒類製造事業者3団体が合同で主催する。2022年11月に大阪・新今宮の「YOLO BASE(ヨロベース)」で初開催。2回目となる今回は、クラフトビール、ワイン、日本酒など大阪で造られた60種類以上の酒を用意し、フードブースでは唐揚げやガーリックシュリンプなど9店が出店する。
出店する20社の醸造所は、「上方麦酒(ビール)」(東淀川区)、「国乃長ビール」(高槻市)、「KIX BEER 泉佐野ブルーイング」(泉佐野市)などで、各社クラフトビールを1種類ずつ提供する。ワイナリーは「フジマル醸造所」(大阪市中央区)、「カタシモワイナリー」(柏原市)など4社、酒蔵は「秋鹿酒造」(能勢町)、「井坂酒造場」(岸和田市)、「大門酒造」(交野市)など13社が出店し、それぞれ複数種類の酒を用意する。
ドリンクの購入はチケット制。14枚つづりで、価格は前売り=3,000円、当日=3,500円。日本酒とワインは1杯(2オンスカップ・約60ミリリットル)=チケット1~3枚、クラフトビールは1杯(7オンスカップ・約207ミリリットル)=チケット2枚で提供する。前売りチケットは、ショッピングサイトPass Marketで販売する。
大阪ブルワーズ協会の会長で、クラフトビール醸造所や飲食店を展開する「ブリューパブスタンダード」(大阪市中央区)の松尾弘寿社長は「酒造り体験見学や造り手によるセミナーなど大阪の酒造りについて学べるコンテンツを準備し、子どもも楽しめるイベントも用意している。ピクニック気分で楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は11時~20時。