大丸梅田店(大阪市北区梅田3)が10月1日、おせち料理の予約受け付けを始める。
おせち料理の多様化に対応し、好きなものだけを詰め込んだ「欲望おせち」や、「冷凍おせち」「大人数で楽しむおせち」など、同店の店頭で約440種類、オンラインストアで約430種類のおせちを用意。コロナ禍が明け旅行客が増えたものの、帰省の代わりに冷凍のおせちを送るなど新しい習慣が生まれたことを受け、前年比5%増の売り上げを見込む。
「欲望おせち」は、ワインに合うおつまみを研究し続ける大橋みちこさんが監修した「みちこのおつまみ宝石箱」(1万6,800円)、酒場詩人・吉田類さん監修の「おつまみ玉手箱2024」(1万6,800円)をそろえ、それぞれがお薦めするワイン、日本酒も販売する。7種の部位を入れた「松阪牛ローストビーフ食べ比べ」(2万円)、「ピエール・エルメ・パリ」のスイーツを詰めた「ドゥスール デュ ヌーベル アン」(2万4,200円)なども用意する。
「大丸・松坂屋特別企画おせち」として、5年連続売り上げ1位の料理研究家・大原千鶴さん監修した「幸福おせち 辰(たつ)」(2万9,800円)、「ミシュランガイド」で1つ星を獲得した「銀座ふじやま」が初めて手がけた「和風おせち(お雑煮・ばちこ付き)」(3万4,800円)などをそろえる。「大人数で楽しむおせち」として、4、5人向けに四段重で用意するおせちや、急速冷凍し全国に配送する「冷凍おせち」なども用意する。
同店おせち担当の内藤真光さんは「大丸・松坂屋でしか販売していないおせちをはじめ、スイーツ、肉に特化したおせちなど種類を充実させた。1つのおせちだけでなく、複数のおせちで集いの場を楽しんでもらえたら」と話す。
予約受付期間は12月22日まで(オンラインストアは9月22日14時~12月22日10時)。