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阪急百貨店がデパ地下スイーツの移動販売車 京阪神エリア中心に

新事業「走るデパ地下 阪急のスイーツ移動販売」

新事業「走るデパ地下 阪急のスイーツ移動販売」

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 「走るデパ地下 阪急のスイーツ移動販売」の稼働が7月14日、本格的に始まる。運営は阪急阪神百貨店(大阪市北区)。

約30ブランド50種類の商品をそろえる

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 阪急百貨店の「デパ地下」スイーツを積み込んだ移動販売車が、京阪神エリアの各地へ出張販売する新事業。都市部の百貨店に行きづらい高齢者や子育て中の人をターゲットに据える。昨年5月から移動販売車1台を稼働させ、病院や介護施設、オフィス、大学、物流施設、マンションなどで100回以上の実証実験を行った。7月14日からは車両を5台に増やし、本格的に事業を始動する。

 阪急電鉄の車両カラー「阪急マルーン」の移動販売車を、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)から半径100キロメートル圏内に出店する。1台あたり1日2、3カ所を巡回。支払いは、現金、クレジットカード、交通系電子マネー、QRコード決済などに対応する。

 取り扱う商品は約30ブランド50種類。「シュガーバターの木」のシュガーバターサンドや、「ねんりん家」のバウムクーヘン、「とらや」のようかんなど和洋菓子をそろえる。阪急百貨店が食品会社とコラボレーションしたオリジナルブランド「グランカルビー」「ハッピーターンズ」「発酵カルピスパーラー」などの商品も販売する。

 同社フード新規事業開発部の橋本政人さんは「百貨店が得意とする『スイーツ』カテゴリーで幅広いブランドの商品をそろえた。北海道展やバレンタインなどの催事で取り扱う商品も販売予定。一人でも多くの人に楽しい買い物体験を届けられれば」と話す。

 購入する商品の代金に加え出張料金が必要。1会計当たりの料金は、25キロメートル圏内=110円、50キロメートル圏内=149円、75キロメートル圏内=198円。

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