りんごの醸造酒・シードルを紹介するイベント「阪神シードルトラベル2023」が6月28日、阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)1階「食祭テラス」で始まった。
2021年に初開催し、3回目となる同イベント。長野県飯綱町の廃校を活用した醸造所でシードルを作る「林檎(りんご)学校醸造所」や、約15年前に来日したイギリス人のリー・リーブさんがシードルを輸入販売する「in Cider Japan(インサイダージャパン)」など7店が出店し、国内外約90種のシードルとシードルに合う料理を提供する。立ち飲みスペースを設置し、シードルの飲み比べや料理を楽しめる。
大阪・本町で約100種類のシードルをそろえる「ビストロ シードルバー アルモリカ」は、そば粉の生地で自家製ハムとチーズ、卵を包んだ「ガレット コンプレット」(1,650円)やたる生の「タップシードル」(901円)を提供。京都市の「スペインバル シドラ」は、「スペイン産ムール貝のシードル蒸し」(1,201円)と「スペイン産シードル」(701円)を、裏なんばのハードサイダー専門店「schwa2(シュワシュワ)」はカヌレ(381円)や西成の自社工場で製造したシードルを、それぞれ用意する。
阪神梅田本店・フード催事部の竹原正典さんは「シードルはメジャーではないが、今じわじわとブーム。シードル初心者から上級者まで楽しめるように厳選した国内外のシードルをそろえた。食事とともに楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は10時~20時。7月3日まで。