無人レンタル卓球場「ピンポンスポット南森町店」(大阪市北区天神橋1)が5月8日、天神橋筋商店街にオープンした。運営は名光通信社(大阪市西区)。
釣り専門誌の出版事業を主に手がける同社。中学、高校と卓球部に所属し、現在も趣味で卓球を続けている名田健嗣社長が「卓球を気軽に楽しんでほしい」という思いから、2013(平成25)年7月、本町の本社ビル内で卓球場の運営を始めた。南森町店は初めて、ビルの一室に卓球台1台を設置して部屋ごと貸し出す無人のレンタル卓球場として運営する。面積は約10坪。
利用者は、オンラインか電話で予約し、予約確定メールに記載された暗証番号を入力して入室する。支払いは、室内の壁に貼られたQRコードを読み取りPayPay(ペイペイ)かクレジットカードのキャッシュレス決済で行う。室内には更衣室も設置し、ラケット、ボール、靴などの貸し出しも用意する。1人でも卓球を楽しめるように、ボールが出てくる速さやテンポ、回転などを変えることができるマシンと防球ネットもそろえる。
名田さんは「卓球の認知度は高いが気軽に利用できる施設は少ない。卓球になじみのない人にも、カラオケに行くような感覚で気軽に楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は9時~22時。利用料金は、5月31日までは1人30分=200円、マシン利用30分=100円、6月1日以降は同=350円、同=300円。6人まで同時利用可。