ニューヨークのグルメやファッション、アートを紹介するイベント「ニューヨークフェア2023」が5月10日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階・催場で始まった。
廃棄された端切れを使った服を販売する「ゼロウェイストダニエル」
「ニューヨークフェア」は、北欧、アジア、ハワイなど世界の国々に焦点を当て開催する海外フェアの一環。今回で10回目の開催となり、初出店約20店を含む、約100店が出店する。
フードは、ブルックリンのハンバーガー店「ネームス」の自社製造のバンズを使ったハンバーガー(1,650円)や、「アクメ スモークドフィッシュ」のスモークサーモンを挟んだベーグルサンド(1,265円)などを用意。スイーツは、ふわふわの食感が特徴だという「ファンファンドーナツ」のラズベリーの赤色、マンゴーの黄色など鮮やかなドーナツ(各種562円)や、「ケーキバイナウワン」のユニコーン(540円)やバタフライ(573円)をデザインしたデコレーションカップケーキなどをそろえる。
雑貨店は、余った生地や廃棄された端切れを使い服を作る「ゼロウェイストダニエル」や、ニューヨークのデザイナーと日本のバッグブランドがコラボレーションした「Bill Blass」×「Maison Valerie」などが出店。「アメリカンビンテージ」の鮮やかな色のマグカップ(1万5,400円)や皿(2万8,600円~)などの食器や、「ボンド・ナンバーナイン」のストリートアートをモチーフにデザインしたボトルの香水(100ミリリットル=5万5,440円)なども販売する。
会場には、イートインスペースを設けるほか、香港・ニューヨーク・メルボルンなどで在住経験があるアンドリュー・チャンさんがニューヨークの街を表現した油絵などアート作品を展示・販売するスペースも用意。祝祭広場階段下のステージでは、歌やトークショーなどのイベントも開催する。
同イベント企画担当者の濱路千尋さんは「ニューヨークの新しい店から長年愛されている店までそろえた。ニューヨークという街のエネルギッシュな力を感じてもらい、楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月15日まで。