フルーツどら焼き専門店「梅田青果堂」が3月16日、大丸梅田店(大阪市北区梅田3)地下1階にオープンした。
東京で2店舗を展開するフルーツパーラー「青果堂」で提供するフルーツどら焼きの専門店としてオープンする同店。関西初の出店となる。創業90年を超える果物問屋「島田青果」(品川区)から仕入れる旬の国産フルーツを使い、大きめにカットしたフルーツの断面を見せるように挟んだどら焼きを販売する。
もち粉と白玉粉を使うもっちり食感の生地に、フルーツの甘みを引き立てるよう甘さ控えめのクリームとあんこを挟む。生クリームやバニラビーンズで香り付けしたカスタードクリームのクリーム2種類、北海道産有機アズキを使ったつぶあん、こしあん、インゲン豆をなめらかにした白あんのあん3種類を、フルーツの味によって組み合わせを変えて挟む。
店頭には常時約10種類が並ぶ。使うフルーツは、長崎県産「恋みのり」(767円)、「ゆめのか」(702円)、兵庫県産「淡雪」(864円)などイチゴのほか、「日本で生産者が1人しかいない」(店長・柴田徳法さん)という熊本県産「パインみかん」(637円)、強い甘みが特徴の和歌山県産キウイ「ヘイワード」(681円)など。
柴田さんは「手土産で買っていく方が多い。全国から取り寄せた厳選フルーツを使っているので、季節の味を楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は10時~20時。