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大丸梅田店で「hide MUSEUM」 ギターや衣装、直筆歌詞など愛用品300点

関西初開催の「PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000」©HEADWAX ORGANIZATION CO.,LTD.

関西初開催の「PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000」©HEADWAX ORGANIZATION CO.,LTD.

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 ロックミュージシャン・hide(ヒデ)さんの音楽活動の軌跡をたどる企画展が3月16日、大丸梅田店(大阪市北区梅田3)15階の大丸ミュージアムで始まった。

ライブや撮影でhideさんが着用したカラフルな衣装

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 hideさんは、1989(平成元)年にメジャーデビューしたロックバンド「X JAPAN」のギタリストやソロアーティストとして1998(平成10)年に亡くなったミュージシャン。派手なメークやファッションで「ビジュアル系」と呼ばれる音楽ジャンルの先駆者となった。

 hideさんが生まれ育った横須賀(神奈川県)に2000(平成12)年オープンした「hide MUSEUM」は、2005(平成17)年に閉館するまで約50万人が来館。2021年にhideさんの23回忌メモリアルプロジェクトの一環で、企画展「PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000(サイコビション ヒデ ミュージアム シンス ニセン)」を東京・池袋で初開催。昨年開催の名古屋を経て、今回の大阪が3会場目となる。

 展示は、時系列に沿わずhideさんの魅力を5つのカテゴリーに分けて構成。hideさんのオフィシャルマネジメント事務所「ヘッドワックスオーガナイゼーション」(東京都千代田区)が管理・保管する資料の中から、ステージ衣装や愛用のギター、直筆の歌詞、イラストなど約300点を展示する。

 会場の出口近くには、ARを使ったフォトスポットを設置。アプリをインストールしたスマートフォンをポスターにかざすと現れるhideさんと一緒に撮影できるようにした。グッズコーナーでは、Tシャツ(5,500円)やトランプ(1,430円)、養生テープ(660円)、クリアファイル(550円)など同展オリジナルグッズ約350点を販売する。

 「本人が生きているものとして(遺品を)大切に保管してきた。今の新しいファンを含めて多くの人に見てもらい息遣いを感じでほしい」とhideさんの弟の松本裕士さん。「(hideさんは)大阪に来ると必ず『インデアンカレー』を食べていた」と大阪にまつわる思い出も披露した。

 開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場料は、特典(バックステージパス風シール)付き入場券=2,000円、一般(中学生以上)=1,500円。4月10日まで。

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