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大阪駅西に建設の大型複合ビル、オフィスフロア概要が決定

「梅田3丁目計画(仮称)」建物外観イメージ

「梅田3丁目計画(仮称)」建物外観イメージ

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 旧大阪中央郵便局敷地を含む大阪駅西地区で建設中の大型複合ビル「梅田3丁目計画(仮称)」(大阪市北区梅田3)のオフィスフロア概要がこのほど、決定した。11月15日、日本郵便(東京都千代田区)などが発表した。

「梅田3丁目計画(仮称)」と周辺施設との位置関係

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 日本郵便、西日本旅客鉄道(大阪市北区芝田2)、大阪ターミナルビル(同)、JTB(東京都品川区)、日本郵政不動産(東京都千代田区)が共同で開発を進めている「梅田3丁目計画(仮称)」。JR大阪駅の西側に位置する敷地面積1万2920平方メートルに、梅田スカイビル(高さ173メートル)を超える高さ188メートル、39階建てのビルを建てる。オフィスのほか、商業施設、ホテル、劇場で構成する。完工は2024年3月を予定する。

 このほど決定したオフィスフロアは、11階から27階までの17フロア構成。基準階貸室面積は西日本最大級の約4000平方メートル(約1200坪)。最小40坪から利用できる。17階にコワーキングスペースや共用会議室(15室)を用意するほか、オフィスロビーがある9階には、ダイニング、屋上庭園、フィットネススペース、サウナを設ける。出社しての業務とテレワークを組み合わせたハイブリッドワークや、オフィスワーカーの健康とクリエーティビティーに配慮したという。

 同ビルは、JR大阪駅西側に来年にできる新改札口(1階)のほか、既存のJR大阪駅連絡橋口改札に続く新設の歩行者デッキ(2階)、西梅田地区と大阪駅を結ぶガーデンアベニュー(地下1階)に接続する。地下1階から地上6階の商業施設には旧大阪中央郵便局舎の一部を利用した吹き抜け空間や横丁ゾーンなどを設ける。7階・8階と29階から38階にはマリオットグループが「オートグラフ コレクション ホテル」を出店。418室を設ける。6階西側に設ける劇場の席数は1200~1300席を予定する。

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