あんこを使った菓子を集めたイベント「第8回 時をかけるあん」が11月16日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階祝祭広場で開催される。
伝統的なあん菓子やあんこを使った「進化系スイーツ」など、全国各地のあん菓子を販売する同企画。8回目となる今回は「あん菓子の歴史」をテーマにあん菓子の販売に加え、100年続く老舗菓子店やあん菓子の歴史、吉田松陰や徳川家康、森鴎外など「あんこの魅力に魅せられた」という偉人の4コママンガをパネルで紹介する。
会場には、約100店が出店する。「赤福」が運営する和洋菓子店「五十鈴川茶屋」のクリームとあんこを詰めた「あずきコルネ」(300円、各日300個)は会場限定商品として販売する。あずきゼリーに大納言あずきあん、和栗のマスカルポーネあんをのせたパフェ「カフェのおやつ」(648円、各日100個)、バナナジャムとクリームを合わせたどらやき「バナイモどら」(378円、各日800個)、つぶあんとクリームをやわらかいドーナツで包んだ「クリームあんドーナツ」(301円、各日250個)など「進化系あん菓子」もそろえる。
このほか、東京「雪華堂(せっかどう)」の「お芋さんどら焼」(270円)や兵庫「髙山堂」の「栗大福」(238円)、静岡「田子の月」の「富士山もなか」(181円)など定番のあん菓子も並ぶ。19日・20日は、年間1100個以上のおはぎを食べているというビキニフィットネス女王・安井友梨さんや日本あんこ協会会長・にしいあんこさんによるトークショーやセミナーを開く。
企画担当者の富田桃子さんは「新旧さまざまなあん菓子を集めており、それぞれ色や形、味わい、食感が異なる。昔から日本人が愛してやまない『あんこ』の魅力を改めて感じてもらえたら」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月21日まで。