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大阪梅田ツインタワーズ・サウスが「都市のオアシス」認定 都市緑化推進

約800平方メートルにわたる「屋上広場」

約800平方メートルにわたる「屋上広場」

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 大阪梅田ツインタワーズ・サウス(大阪市北区梅田1)の「植栽およびその維持管理の取り組み」が、公益財団法人「都市緑化機構」の認定する「都市のオアシス」に選ばれた。

3階~9階に設置された「壁面緑化」

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 都市緑化機構では現在、民間事業者によって創出された良好な緑地と日ごろの管理、運営などの取り組みの価値について、社会や環境への貢献を客観的に評価し認定する制度「SEGES(シージェス)」を広めている。同制度の部門の一つ「都市のオアシス」では、快適で安全な都市緑地を提供する取り組みの中で、憩いの場となる質の高い都市型緑地空間を認定している。

 同館3階~9階の外壁バルコニー、12階の屋上広場、1階のスペース「みどりのコンシェルジュSTATION」は、阪神園芸(兵庫県西宮市)が施工・保有、設置している。外壁バルコニーには、約700平方メートルにわたってプランターを設置し、六甲山系と淀川水系に自生する植物や季節によって変化する植物を植える。常駐スタッフによる目視点検により植物の維持管理を行っているという。屋上広場には、ケヤキを広場中央に植栽し、季節の変化が楽しめる植物を組み合わせて約800平方メートルにわたり配置している。

 同館を東西に貫通する道路に面した北側スペースには「みどりのコンシェルジュSTATION」を設置。植栽設備やガーデナーの仕事、都市緑化の意義などについての情報発信として、映像や関連する資料を展示する。今後、環境意識を高めるための学校教育の場としても活用していくという。

 阪神園芸の担当者は「今回の認定をきっかけに、さらに質の高い緑地空間を提供するとともに、都市における『みどり』の価値についての情報を発信し、都市緑化推進への取り組みを強化していく」と話す。

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