Z世代をターゲットにしたARアプリの発表会が7月22日、ホテル「モクシー大阪新梅田」(大阪市福島区福島7)で行われた。
同ホテルは、「ザ・リッツ・カールトン」「セントレジス」「マリオット・ホテル」「シェラトン」「ウェスティンホテル」など30ブランドで約8000の宿泊施設を展開するマリオット・インターナショナル(米メリーランド州)が運営を手がける。「モクシー」ブランドは「社交的で好奇心旺盛かつエネルギッシュな次世代の旅行者」をターゲットに据える。
ARプログラムは、同ホテルのコアターゲットになるZ世代向けにリリース。「ゲーム好きなZ世代」とのエンゲージメント構築、ブランド認知向上を目的とする。ホテル内に掲げたQRコードをスマートフォンで読み込むとブラウザ上でプログラムが起動し、客が作ったアバターをホテル館内各所で映し出したり写真を撮影したりできる。QRコードはラウンジ、客室、バーなどで掲げ、「5つのチャレンジ」を行うと、宿泊券などを進呈する企画に応募できる。
同社アジア太平洋地域セレクトサービスブランドディレクターのクリス・ルンさんは「(ホテルには)エッジの効いたデザインと、自分が参加できる体験が求められている。滞在を通じて遊び心を取り入れてもらえれば」と話す。