「ホテル エルシエント大阪」(大阪市北区曽根崎1)が7月8日、「お初天神」の通称で知られる「露天(つゆのてん)神社」(大阪市北区曽根崎2)で打ち水イベントを行った。
同ホテルが開業1周年をきっかけに立ち上げた「曽根崎ソーシャルグッド」プロジェクトの活動の一環。打ち水イベントは、3年ぶりに開催する露天神社の「例大祭(夏祭り)」の安全、曽根崎エリア活性化祈願などを兼ねて行った。この日は、同神社宮司、同ホテル総支配人、同プロジェクトに参画する現代美術アーティスト4人の計6人が参加した。
曽根崎の特性を生かして地域の課題解決と活性化を図る同プロジェクトでは現在、第3弾企画として、「五縁」をテーマに、コロナ禍で疎遠になってしまった「人」と「人・街・食・楽・事」をつなぐことを目的に、曽根崎の街や店でパブリックアート展示、アートを通じて「SDGs」に触れる子ども対象ワークショップなどを展開している。
同ホテル総支配人の吉岡渉さんは「当ホテルのコンセプト『地域共生』を実現するために、曽根崎エリアを盛り上げていきたい。地域内外の人にも楽しんでもらえたら」と話す。