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梅田にメキシコ料理専門店 現地直輸入の食品を使用、ビーガンメニューも

メキシコの先住民・マヤが刺しゅうしたエプロンを着用するスタッフ

メキシコの先住民・マヤが刺しゅうしたエプロンを着用するスタッフ

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 メキシコ料理専門店「メキシカンチョップ 大阪・梅田」(大阪市北区堂山町8、TEL 06-6315-8945)が3月4日、梅田にオープンした。運営はミートアート(太融寺町1)。

テキーラと炎で仕上げた「牛ハラミのファヒータ」

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 昼間(17時まで)はメキシカンカフェ、夜はメキシカンダイニングとして営業。席数は約50席。メキシコ料理で小麦の代わりに使われることが多いというトウモロコシの粉「コーンマサ」や豚肉、トマト、ライム、アボカド、豆類、調味料はメキシコから直輸入する。

 フードメニューは約60種類。「タコス」(11種、319円~)やステーキ料理の「ファヒータ」(2種、1188円~)、食用サボテンのナムル(462円)などを用意。ビーガン対応メニューも各ジャンルに1、2種類ほど用意する。ドリンクはアルコールと合わせて約110種で、メキシコの酒「テキーラ」は約20種類そろえる。

 内装は、メキシコの世界遺産「グアナファト」を意識。社長の岡本一応さんがメキシコに赴き、グアナファトの街並みを研究したという。呼び鈴やコースターなど備品もメキシコ直輸入品でそろえる。スタッフが身に着けるエプロンは、メキシコの先住民・マヤが刺しゅうしたもの。岡本さんは「新型コロナウイルスのまん延は、観光業で生計を立てていた先住民マヤにも大きな影響を与えた。当店は、彼らが作った工芸品や刺しゅう製品を販売する現地の旅行会社と協力し、採用している」と話す。壁面には、ドクロ画家の飯坂千亜希さんがウオールアートを施した。

 「メキシコ料理を食べたことがない方も、一度来てほしい。『テキーラ』というと罰ゲームで飲むようなイメージがあると思うが、本来の魅力を伝えたい。内装にもこだわっているので撮影をするなど楽しんでほしい」と話す。

 営業時間は12時~翌5時。水曜定休。

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