カルローズ米を使用した商品のテークアウト販売が2月4日、ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区梅田3)で始まった。
カリフォルニア発祥のカルローズ米は、日本米など「短粒種」とタイ米など「長粒種」の中間にあたる「中粒種」で、「カルローズ」は「カリフォルニアのバラ」という意味。歯ごたえが特長という。サラダやリゾット、チャーハンやカレーなどに使われる。
テークアウト販売では、19階のフレンチレストラン「フルーヴ」が「カルローズ米と彩り野菜のエスニック風 ヨーグルトソースを添えて」(1,280円)を提供。同メニューは、USAライス連合会日本代表事務所主催の「第9回『カルローズ』料理コンテスト2021」で「テイクアウト&デリバリー賞」初代受賞作。同レストランの福留光幸さんが考案し、スパイスと鶏を炊き込んだカルローズ米に鶏そぼろや野菜を4層に重ねた。テークアウトの利用だけでなく、ホテル宿泊の客が部屋での食事のため注文することも多いという。
福留さんは「味だけでなく、4層仕立てにして見た目にもこだわった。長引くコロナ禍に、おうちでの食事時間が明るく、彩り豊かなものになればという思いで作った。一度試してほしい」と話す。
提供時間は、11時30分~15時、17時30分~20時。3月31日まで。