梅田の商業施設「ハービスPLAZA/PLAZA ENT」(大阪市北区梅田2)が現在、クリスマス装飾「UN VOYAGE DANS LA LUNE ~月への旅行/新しい発見と出会い~」を飾り付けている。
装飾は、昨年に引き続きフランス人アーティストの二コラ・ビュフさんが手掛ける。同施設のシンボルマークが「太陽」と「月」であることから、ビュフさんが「月への旅行」をテーマにオリジナルストーリーを作成。昨年はルーシー博士と助手のウサギが月の謎を解明するため冒険に出掛けるまでを描き、今年は月での冒険や発見をメインにストーリーが展開。2年にわたる物語が完結する。
ハービスPLAZA1階オルガン広場には、冒険から戻った高さ約4.5メートルのスペースシップをメインに「月から戻った博士たち」を、ハービスPLAZA ENT3階には月の冒険で発見した洞窟都市を再現した「月面探査の結果」を、同地下1階には物語やドローイング、メイキングの様子をそれぞれ紹介するパネルを展示する。
ハービスPLAZA ENT3階では、消費者庁のエシカルライフスタイルSDGsアンバサダーを務めるモデルの冨永愛さんが同施設の各店舗で行う環境に配慮した取り組みの紹介や商品を紹介するほか、サステナブルな商品を集めた「エシカルコンビニ」を期間限定でオープン。冨永さんが薦める古紙で作ったピアスやケニア産の紅茶をはじめ、ステンレス製ストローや湯で取れるマニキュアなど約400種類の商品を並べる。
広報を担当する阪急阪神ビルマネジメントの山口智久さんは「館内各所に設けた装飾を巡りながら、スケール感のある展示と物語を楽しんでほしい。ホームページに物語の動画も公開しているので見てもらえれば」と呼び掛ける。
開館時間は11時~23時。12月25日まで。「エシカルコンビニ」の営業時間は11時~20時。11月28日まで。