10月22日に発売される「ミシュランガイド京都・大阪+和歌山2022」の発表記者会見が19日に行われた。
ミシュランガイドは、タイヤメーカーである仏ミシュラン社がドライバーに旅の楽しみを伝え、旅に誘うことを目的に制作。1900(明治33)年から100年以上にわたり世界中の人々に読まれている。「ミシュランガイド京都・大阪」は東京に次ぐ国内2番目のミシュランガイドとして2009(平成21)年に初めて発行され、以来毎年更新を続け今年で13年目を迎える。今年は国内27エリア目として、和歌山全域を対象としたセレクションを初めて加える。
ミシュランガイドの評価基準は「素材の質」「料理技術の高さ」「味付けの完成度」「独創性」「常に安定した料理全体の一貫性」。星の数(1~3)で評価するほか、価格以上の満足感が得られる料理として「ビブグルマン」(都市部は6,000円以下)も掲載する。昨年からは持続可能なガストロミノー(美食)を実践する飲食店・レストランの取り組みを「ミシュラングリーンスター」として紹介している。
「ミシュランガイド京都・大阪+和歌山2022」に掲載された飲食店は、大阪208店、京都207店、和歌山85店の計500軒。大阪エリアの三つ星は3店、二つ星は11店、一つ星は82店、ビブグルマンは112店。梅田エリアでの新規掲載は、二つ星が「ぬま田」(天ぷら)、一つ星が「緒乃」(日本料理)、「capi」(イノベーティブ)、「YUNiCO」(イタリア料理、以上、大阪市北区曽根崎新地1)、「お料理 山田」(日本料理、北区堂島1)。