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「ミシュランガイド京都・大阪2020」発表 梅田エリアから「弧柳」「カハラ」「ほうば」など

(左から)ポール・ペリニオ社長、ミシュランガイド事業部事業開発担当部長の伊東孝泰さん

(左から)ポール・ペリニオ社長、ミシュランガイド事業部事業開発担当部長の伊東孝泰さん

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 日本ミシュランタイヤ(東京都新宿区)は10月9日、「ミシュランガイド京都・大阪2020」の発売に先立ち、掲載店を発表した。梅田エリアでは55店に星が付き、48店がビブグルマンに選ばれた。

「ミシュランガイド京都・大阪 2020」

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 掲載する飲食店は大阪209店、京都206店の計415店で、うち204店に星が付いた。大阪は、三つ星3店、二つ星16店、一つ星79店、6,000円以下で満足度の高い食事ができる「ビブグルマン」には111店が選ばれた。

 梅田エリアでは、北新地の日本料理店「弧柳(こりゅう)」が二つ星(遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理)となった。同店は昨年まで8年連続で三つ星評価を得ていた。そのほか、創作料理「カハラ」(曾根崎新地1)、韓国料理「ほうば」(堂島浜1)なども二つ星に選ばれた。

 同エリアで一つ星(近くに訪れたら行く価値のある優れた料理)に初選出されたイノベーティブ料理「Hatsu」(堂島1)は、「枠にとらわれない自由な発想」で日本料理を再構築し、独創的な料理を提供するのが特徴。そのほか、日本料理「御料理 堀川」(天満4)、中国料理「シーフ」(西天満4)、すし「寿し おおはた」(堂島1)、すし「鮨 村上二郎」(曾根崎新地1)、天ぷら「天ぷら 花筐(はながたみ)」(梅田2)が初の一つ星評価となった。

 ビブグルマンには、イタリア料理「ヴィア デル エンメ」(福島区福島7)、日本料理「四季喰 のむら」(野崎町)、すし「寿司 丸峯」(天神橋6)、カレー「Soma」(中津3)、鉄板焼き「Tanpopo」(曾根崎新地1)、中国料理「中国菜 香味」(西天満3)、スペイン料理「デュカ」(西天満4)、ラーメン「麦と麺助」(豊崎3)、焼き鳥「焼鳥 みなみ」(堂島1)が初めて選ばれた。

 ポール・ペリニオ社長は「ミシュランガイドは、誕生してから今年で120年。毎年多くの星を維持し続ける京都・大阪は、世界的にも有数の美食都市といえる。両都市とも、毎年新規掲載店が誕生し、新たな楽しみを提供してくれる」と話した。

 「ミシュランガイド京都・大阪2020」は今月12日発売。価格は3,498円。

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