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リーガロイヤルホテルで滞在型リハビリプラン 30泊196万円

ロイヤルホテルの蔭山秀一社長(左)、ポラリスの森剛士社長(中)、ワイズの早見泰弘社長(右)

ロイヤルホテルの蔭山秀一社長(左)、ポラリスの森剛士社長(中)、ワイズの早見泰弘社長(右)

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 リーガロイヤルホテル(大阪市北区中之島5)内に10月1日、歩行機能改善に特化したリハビリ施設「ポラリス ステイ Premium」がオープンした。

ポラリスでの歩行訓練の様子

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 同施設を運営するのは、全国65カ所で「歩く力」に特化したリハビリ施設を展開するポラリス(兵庫県宝塚市)。同社社長で医師の森剛士さんが開発したプログラムによりADL(日常生活動作)や身体の機能改善に特化したリハビリプログラムを提供する。施設内には歩き方を忘れている体に歩行動作を思い出させる天井懸架装置を使った歩行訓練器具などを設置。プログラム開始前には森さんが面談を行い、改善計画をオーダーメイドで作成する。

 同施設の向かいには2019(平成31)年2月、ワイズ(東京都港区)が脳卒中の後遺症改善に特化した自費型パーソナルリハビリ施設「Y’s ヘルスケアラボ 脳梗塞リハビリセンター大阪」もオープンしており、両施設のサービス利用と、同ホテルの宿泊・飲食をパッケージにした「ホテルリハビリ」プランとして提供する。

 ベーシックプランは、ホテルに30泊して「ポラリス」での1回2時間×週5回の歩行に特化したリハビリと「脳梗塞リハビリセンター」での1日2時間×週4回の手足・生活動作の機能改善を目指すリハビリを受けてもらうプラン。価格は196万円~(スタンダードツイン1室2人利用、朝食付き)。ホテルに2泊し2施設でのリハビリを体験してもらう体験プランも用意する。価格は11万円~(同)。

 ロイヤルホテルの蔭山秀一社長は「ホテル業界はコロナで大変なダメージを受けているが、一方で長期宿泊プランは好調。同プラン用に用意している客室60数室のうち6~7割が稼働している」とホテル利用者ニーズの変化を指摘。「リハビリとの組み合わせは初の試みで、(状況次第では)グループ内の他のホテルへの展開もあり得る」と話す。

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