「ロールス・ロイス ファントム テンプス コレクション」の納車式が8月4日、「コーンズコレクション 梅田ギャラリー」(大阪市北区梅田2、TEL 06-6476-8164)で開催された。
ロールス・ロイス社は1906年に設立されたイギリスの工業メーカーで、社名を冠した「ロールス・ロイス」が高級車として知られている。現在はBMWが設立した「ロールス・ロイス・モーター・カーズ」が車を製造・販売している。
この日納車された車は、「ロールス・ロイス」の最上位ブランド「ファントム」のビスポーク(オーダーメード)モデル。担当者によると、世界で20台、日本国内に1台だけという。すでに購入者は決まっている。
テンプスはラテン語で「時間」を意味し、車内インテリアには光ファイバー照明や特殊な刺しゅうを施して、「時間と宇宙の広がり」を表現する。フロントに装備されたオーナメント「スピリット・オブ・エクスタシー」の台座には、所有者にとって特別な日付や場所を刻印するなど「特別感」を演出する。
担当者は「国内販売は上半期で前年比26%増。このままいけば昨年を上回るのではないか」と話す。
「コーンズ コレクション 梅田ギャラリー」は2021年4月にオープンした高級輸入車・中古車を展示・販売するギャラリー。店内は全面ガラス張りで高級感を演出し、車両を最大6台展示する。