点心料理店「鼎泰豐(ディンタイフォン)」(TEL 06-6151-1477)が6月30日、ルクア大阪(大阪市北区梅田3)10階「ルクアダイニング」内にオープンした。
1958(昭和33)年に台湾・台北で食用油を取り扱う油問屋として創業。1972(昭和47)年に小籠包(ショウロンポウ)を看板メニューに、点心料理の販売を開始した。1993(平成5)年には、ニューヨークタイムズ紙で「世界の人気レストラン10店」の一つに選ばれている。現在、世界各国で160店舗以上を展開し、日本では20店舗以上を運営。関西では、なんばや京都などに店を構え、同店が関西4店舗目となる。
104坪の店内は、席数が全135席。JR大阪駅のホームを見下ろすことができる席を用意するほか、パーテーションで仕切ることができる個室も用意し、多様な使い方を推奨している。ターゲットは、同館の客層に合わせ20代~30代に据える。客単価は、昼=1,600円、夜=2,500円。
同店名物という「小籠包」は、点心師が一つ一つ包み上げるメニュー。生地は手作りで、スープや具材が透けて見えるほど薄く仕上げる。メニューは、「トリュフ入り小籠包」(4個=1,980円、6個=2,970円)や、「ずわい蟹入り小籠包」(4個=924円、6個=1,386円)など、客の好みに合わせて常時7種類を用意。ルクア大阪店限定メニューとして「バジル小籠包」(4個=880円、6個=1,320円)も提供する。
小籠包以外にも、ギョーザやシューマイ、チャーハンなどの料理を約80種類用意。「ルクア大阪店限定 おすすめセット」として、冷製鶏スープ麺や冷製トマト乾伴麺が小籠包とセットになったメニューも2種類提案する。ドリンクは、「鼎泰豐ハイボール」(693円)や「台湾ビール(小瓶)」(704円)など約30種類を用意した。
ルクア大阪店マネジャーの徳永和子さんは「明るく元気なスタッフが、熱々の小籠包を提供する。ルクア大阪店限定の『バジル小籠包』もぜひ楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は11時~23時。新型コロナウイルスの影響による営業時間の変動に注意が必要。