ホワイティうめだ(大阪市北区角田町)ノースモールに7月1日、焼き肉店「やきにく萬野」がオープンする。運営は萬野屋(大阪市天王寺区)。
1999(平成11)年に大阪・桃谷に1号店を出店後、大阪市内に店舗を展開し、同店が10店舗目となる。提供する肉は、30カ月以上肥育した未経産雌牛の黒毛和牛。同社直営の工場で毎日、枝肉から骨を抜き、鮮度にこだわる。店舗面積は約85平方メートル。席数は、カウンター=21席、テーブル=16席。
カウンター席には、1人1台の無煙ロースターを備える。2017(平成29)年にオープンしたルクア大阪店(梅田3)で初導入したところ、一人客でも来店しやすく、自分のペースで焼き肉を楽しめると好評という。コロナ禍に対応し、料理を大皿から取り分けるのではなく、一人前専用のメニューを強化した。
部位ごとに一切れずつ盛り合わせた「究極の1切れ×9種の贅沢(ぜいたく)な盛合せ」(3,000円)「萬野屋の紅白8種盛合せ」(1,350円)をはじめ、「萬野屋シェフズサラダ」(550円)「萬野屋オードブルセット7種」(2,800円)「特製本当に旨(うま)い冷麺」(750円)などフードメニューは100種類以上そろえる。ドリンクは、生ビール(500円)、サワー7種(400円~)、ハイボール440円など約50種類。
同店から100メートル南側に6月10日、精肉店「肉 まんのや」もオープンした。焼き肉店で提供する肉を卸値価格で販売する。和牛、ホルモンなどの肉類を約40種類、「コロッケ」(80円)「ハンバーグ」(400円)などの加工品を約20種類用意するほか、「萬野和牛 焼肉重」(1,300円)「萬野和牛 ステーキ2段重」(2,400円)などの弁当も6種類そろえる。
菅野功専務は「焼き肉はグループでワイワイ食べるイメージだが、1人1皿ずつ提供する新しい焼き肉スタイルを楽しんでほしい。大阪梅田北ヤードなどの再開発で開業する商業施設にも出店していきたい」と意気込む。
営業時間は11時~22時(大阪府、市の要請に従う)。