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プロボウラーがうめきた広場で「屋外ボウリング大会」 ブーム再燃目指す

イベントを企画したプロボウラーの久保田彩花さん(写真提供=bestie)

イベントを企画したプロボウラーの久保田彩花さん(写真提供=bestie)

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 グランフロント大阪(大阪市北区大深町)「うめきた広場」で今秋以降に開催を予定する「屋外ボウリング大会」を前に、プロボウラーの久保田彩花さんが現在、クラウドファンディングで支援者を募集している。

うめきた広場で思いを語る久保田さん(写真提供=bestie)

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 現在25歳の久保田さんが「コロナ禍でボウリングの試合が中止となったプロ選手の活動機会を増やし、自分と同世代の若者にボウリングの魅力を発信したい」と同イベントを企画。うめきた広場に特設レーンを設置し、プロボウラーによる試合や、来場者がボウリングを体験できるイベントの開催を目指す。久保田さんは「日本初の屋外ボウリング大会を開催することで注目度を上げ、ボウリング業界を盛り上げたい」と話す。

 3月26日から、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で運営費や設営費などの資金支援者を募集している。リターン品は、ポストカードやタオルなどのオリジナルグッズをはじめ、ボウリングシャツ、久保田さんとのシングルマッチ権など12種類(1,000円~10万円)を用意する。目標額の400万円は5月25日に達成した。会場内の設備やイベント内容をより充実させるため、5月30日まで支援を呼び掛ける。

 久保田さんは「クラウドファンディングを通して多くの支援をいただき、ボウリングファンの力を再確認した。大阪でも、梅田の『桜橋ボウル』、新大阪の『イーグルボウル』など、老舗のボウリング場の閉鎖が相次いでいる。ボウリングは身近なスポーツだが、イベントを通してプロスポーツとしてのボウリングを知ってもらうきっかけになれば。ボウリングブームを再燃させたい」と意気込む。

 久保田さんは小学生の頃より両親とともにボウリングに親しみ、14歳で初めてマイボールを持った。週に何度もボウリング場に通いながら趣味として続けていたが、高校生の時に地元・奈良県の国体メンバーに誘われ、競技として取り組むようになったという。高校卒業後は介護業界への就職を考えていたが、「好きなことをしなさい」と両親に背中を押され、プロボウラーを目指すため大阪で一人暮らしを始めた。ボウリング場でアルバイトしながら、翌年19歳でプロ試験に合格。プロ通算3勝の実績を持つ。

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