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JR大阪駅の専門店街「梅三小路」閉館 新改札口開設、駅ビルなど大規模開発

「梅三小路」閉館を知らせるポスター

「梅三小路」閉館を知らせるポスター

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 JR大阪駅の専門店街「梅三小路」(大阪市北区梅田3)が1月22日、閉館した。運営はジェイアール西日本デイリーサービスネット(兵庫県尼崎市)。

施設内に設置された「ラッキービリケン像」

 「梅三小路」は2005(平成17)年9月、JR大阪駅桜橋口近くの高架下に、飲食店をメインとした17店が集まる専門店街としてオープン。「現代横丁」をコンセプトに、近隣のサラリーマンや専門学生が利用し、賑(にぎ)わいを見せた。2008(平成20)年9月、開業3周年を記念し「幸せを呼ぶ『福の神』」として「ラッキービリケン像」を設置。最終日まで同施設を見守り続けた。

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 居酒屋「昼酒場こみち」は、JR大阪駅桜橋口に隣接する商業施設「エキマルシェ大阪」(同)に今年4月移転オープン予定だが、その他の店舗は閉店する。開業時より店を構えるうどん店「めりけんや」の3代目店長、竹上義人さんは「常連のお客さまが閉店を惜しみ、看板メニュー『鶏天ぶっかけ』を食べるために行列ができた」と話す。

 2017(平成29)年1月末に閉店した家電量販店「ソフマップ」後継テナントのゲームセンター「タイトーステーション」は、新型コロナの影響で客数は減っていたが、閉館1週間程前から来店客が急に増えたという。週3~4日遊びに来たという学生三人組は「放課後のたまり場が無くなって悲しい」と、最終日もクレーンゲームに興じていた。

 同施設跡地を含む大阪駅西側は、2027年春まで大規模開発が進められる。大阪環状線ホームを西側へ延長し、高架下に新改札口(2023年春一部開設)や、商業ゾーン、バスターミナルなど2027年春まで順次、開業する。旧大阪中央郵便局跡を含む南側は2024年春、新改札口と隣接する北側は同年秋に高層ビルが開業。2棟の高層ビルの間には、鉄道高架下を南北に貫通する通路も整備し、新改札口と直結させる。