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阪急うめだで「バレンタインチョコレート博覧会」 密避け、全館で売り場展開

サーカスのような装飾の「ちょこっとチョコランド」

サーカスのような装飾の「ちょこっとチョコランド」

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 阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)で1月20日、催事「バレンタインチョコレート博覧会」が始まった。

祝祭広場ではベルギーチョコを紹介

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 今年は「チョコレートを通して旅をする」をテーマに掲げ、国内外約300ブランド、約3000種類のチョコレートをそろえる。会場内の密を避けるため、通路幅を広く設定し、9階メイン会場や地下食料品売り場以外に、各階にも売り場を設ける。同催事を担当し13回目の高見さゆりさんは「『全館バレンタイン大作戦』と題して、全フロアで展開するバレンタイン催事は初めて。館内を回遊することで、旅する気分も味わえるかも」と話す。オンライン販売は、昨年より1カ月前倒した2019年12月2日より販売を開始し、売り上げは好調という。

 9階フロアは、ベルギー、フランス、日本など国別にチョコレートを紹介する「ワールドチョコレートツアー」、カカオ豆やその産地に焦点を当て、タブレット型チョコレートを集めた「カカオワールド」、紅茶や日本茶、中国茶など茶葉を使ったチョコレートを集めた「ティーチョコ」、かわいらしい形やパッケージのチョコレートを集めた「ちょこっとチョコランド」、ソフトクリームやカカオを使った料理を味わえるイートインコーナー「チョコスイーツ&カカオフード」など、5つのコーナーを展開。

 日本茶と抹茶スイーツを手掛ける京都「宇治園」が2019年に立ち上げた薬膳茶ブランド「古傳(でん)薬膳」と大阪発「エクチュア」がコラボした「薬膳ショコラ」(3種、1,404円)、「オードリー」の一番人気商品で、ブーケ形の焼き菓子「グレイシア」が4つ入った「マグカップ」(1,430円)、大阪・東成区が本店の「ケントハウス」の2代目で、フランスで建築界からパティシエに転向した「マサヒコ オズミ パリ」の「モンブランショコラパリス」(897円)など、阪急うめだ本店限定商品も多数用意する。

 9階の4つのカフェでは、ショコラティエやパティシエが監修した限定メニューを「カフェコラボレーション」や、若き料理人を発掘するコンペティション「RED U-35」で優秀な成績を収めたシェフ6人がカカオを使ったカオマンガイやカレーなど、甘くないメニューも提供する。豊中のフレンチ店「ペルティカ」とラーメン店「人類みな麺類」がコラボし、麺にカカオニブを練り込み、仕上げにのせるエスプーマを4種類から選べるラーメンも。

 地下1階は1週間先駆けて13日から、フルーツとナッツを使ったチョコレートやスイーツを販売する。2階化粧品フロアはカカオバターを使った「メゾンカカオ」の化粧品、7階リビングフロアでは日本酒やワインを使ったチョコレートと共に酒や酒器も販売し、各フロアの特性を生かした売り場を展開する。

 営業時間は10時~20時。2月14日まで。

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