梅田のバー「BAR 華」（大阪市北区堂山町、TEL 06-6360-9434）が5月23日、テークアウト限定で、香り付きのシャボン玉を載せたノンアルコールカクテル「ティーモクテル」の販売を開始した。

割るとストロベリーの香りが広がる

　もともと4月に販売を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期。新メニューの「ティーモクテル」は、ノンアルコールカクテル（＝モクテル）にほうじ茶や抹茶、フレーバーティーなどを合わせたもの。同店では、イギリスから受注生産した専用のマシンを使い、香りを閉じ込めた食用のシャボン玉をカップの上に載せたインパクトのある見た目で提供する。

　提供するのは、パイナップル、クリームチーズ、ほうじ茶を使用したティーモクテル1種類。価格は780円。今後は季節のフルーツを使い、メニュー数を増やしていく予定だという。シャボン玉は蜂蜜味で、割るとストロベリーの香りが広がる。オーナーの岡村耕一さんは「改良を重ねて、割れにくいシャボン玉ができた。目の前で作る様子もぜひ見てもらいたい」と話す。

　同店は、果実や野菜、チーズといった食材と酒を合わせて作る「ミクソロジーカクテル」を提供するバーとして知られ、綿あめが載ったアルコール入りの「かき氷」が人気メニュー。注文したカクテルやかき氷はカウンターの目の前で仕上げるため、パフォーマンスも楽しめるという。

　岡村さんは「ティーモクテルをきっかけに、バーになじみがないという方にも興味を持ってもらえたら」と来店を呼び掛ける。

　提供時間は、平日＝18時～翌1時、土曜・日曜・祝日＝12時30分～16時。