大阪・北新地のカニ料理専門店「クラブカニジェンヌ北新地」(大阪市北区堂島浜1、TEL 06-6341-3077)は来年1月4日より、客自身が水槽から食べる松葉ガニを選んでつかみ取りできる「活け松葉蟹(ガニ)コース」を提供する。運営はクラウド(中央区)。
2017(平成29)年10月にオープンし、生きたカニをお客の目の前で、さばいて調理し、料理を提供するのが特徴の同店。夏は北海道のタラバガニ、冬は日本海の松葉ガニと、一年を通して日本各地のカニを提供する。つかみ取り付きの「活け松葉蟹コース」(2万6,600円)は、店舗の水槽に入っているその日に届いた松葉ガニから、客自身で好みのサイズや形のカニを手づかみで選べる。カニは刺し身、焼き、ゆで、しゃぶしゃぶなどに調理され、11品の料理を提供する。席数は25席。
松葉ガニは、京都府から島根県の山陰地方の漁港で水揚げされるズワイガニのオスのことで、漁獲量や期間が厳しく制限されているため珍重され、取引価格も高い。毎年11月6日に漁が解禁され、翌年の3月20日までの期間しか漁獲できない。
料理長の池田紘三さんは「生きたカニを触る機会はなかなかないと思うので、ぜひ体験してほしい。自分でつかみ取ったカニをそのまま目の前でさばいて調理するわくわく感も体験してもらえたら」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~23時。要予約。3月31日まで。