新しいテクノロジーを使った眼鏡やプロジェクターなどを揃える電子機器店「スマーテック」の日本1号店が11月19日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階に期間限定でオープンする。
同店は2016年、ロンドンの老舗百貨店「セルフリッジズ」に1号店をオープンしたセレクトショップ。「イノベーションに向かって」をコンセプトに新しい技術を使った電子機器を紹介し、来店客が実際に商品を手に取り、効果を実感してもらう「体験型」を重視しているという。これまでパリ、アムステルダム、チューリッヒなどにある欧州の百貨店を中心に展開してきた。日本では阪急うめだ本店が初出店となる。
会場ではカメラ付きサングラス「スペクタクルズ3」(5万600円)、脳波の状態に合わせて音楽の種類や大きさを自動で調節する「ニューラヘッドホン」(3万3,000円)、約70の言語に対応した翻訳機「ポケトーク」(3万2,780円)など約50種類が登場する。
記者発表に登壇したナタリー・バーンズ社長は「日本はテクノロジーを語る上では外せない存在。今回オープンできて本当にうれしい」と話した。マーケティング担当のエイミー・ガダンさんは「常設店になったら商品を開発したクリエーターにも来てもらい、彼らを紹介していきたい」と意気込む。
今後の展開についてバーンズ社長は「デンマークの空港などにも出店予定。来年をめどに合計20店舗の展開を目指す」としている。
開催時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで、最終日は18時終了)。今月24日まで。