大阪・天満駅前の遊休地に網焼きや缶詰料理が楽しめる屋台エリア「ほんまのYATAI天満」(大阪市北区天神橋4)が10月23日、オープンした。
JR西日本が大阪環状線のイメージアップと利用者満足度の向上を目的に取り組む「大阪環状線改造プロジェクト」の一環。屋台と遊休地をマッチングするサービス「STAND3.0(スタンドサンテンゼロ)」を展開するリプレイス(大阪市北区)と協働する。天満駅南側の天神橋筋商店街沿いにある約50平方メートルのスペースに屋台3台を設置し、会社帰りに気軽に立ち寄る利用を狙う。
たこ焼き「くれおーる」の新ブランド店「鮑(あわび)と蛸(たこ)」は、明石真ダコ1杯を丸ごと網焼きする「蛸丸っと焼」(1,200円)や生きたアワビを網焼きする「活あわびおどり焼」(700円)などを提供する。京都の缶詰メーカーが運営する「カンナンチュール ワインバー」は、自社の無添加の缶詰(500円~)とビオワイン(600円~)を提供。リプレイスが運営する「オクテラ」は、鶏だしおでん(3種盛500円~)と今年7月開業した大阪のクラフトビール「上方ビール」(800円)を提供する。11月中旬には「台湾食堂」も加わり4店になる。
リプレイスの中谷タスク社長は「食の都大阪なのに、常設の屋台が少ないと思った。屋台ならではの料理や店主とのコミュニケーションを楽しんでほしい」と呼び掛ける。
営業時間は18時~24時。雨天・日曜は休業(店舗により異なる場合あり)。営業は2021年春ごろまでを予定。