米・ニューヨーク発の食イベント「スモーガスバーグ」が10月26日・27日、阪急電鉄高架下のイベントスペース「阪急中津スクエア」(大阪市北区中津1)で開催される。主催は阪急電鉄(大阪市北区)。
ニューヨークでは屋台約100店が集まり、食の起業家たちの登竜門として知られる同イベント。大阪の食文化発信や隠れた名店の発掘、中津エリアの魅力向上につなげることを目的に2017(平成29)年、大阪で初開催した。2回目の昨年は約1万人が来場した。
今年は7店が出店。ニューヨークにある本部から来日した審査員が投票する「審査賞」と、来場者が投票する「来場者賞」を設け、入賞店はニューヨークで開催する同イベントへの出店権利を獲得する。
審査メニューは全て同イベントのために開発された物で勝負する。畜産ベンチャー企業の「グッドグッドミート」(兵庫県西宮市)が、牧草を食べて育った和牛を使ったメニューを提供するほか、タルト専門店「〇△□(マルサンカクシカク)」(大阪市西区)は小麦や米粉のかわりにナッツやタネ類をベースにしたグルテンフリーのメニューを販売する。
阪急阪神不動産(大阪市北区)開発事業部の菅千遥さんは「出店者の意気込みをぜひ現地で感じてもらいたい」と話す。
開催時間は11時~22時。入場無料。