怪談話の名手、稲川淳二さん監修のホラー観覧車「怪談車」が9月20日、梅田の商業施設「ヘップファイブ」(大阪市北区角田町)で始まった。
屋上にある梅田のランドマーク、赤い観覧車全52台の一部をホラー仕立てにする。窓は塗りつぶされ、外の景色は見られない。ハロウィーンイベントの一環で昨年初開催し、整理券が16時には売り切れるほど好評を博した。1カ月間の開催で5223人が搭乗したという。
今回は「稲川怪談」の傑作「隔離病棟の地下通路」と「彼女たちの修学旅行」のストーリーを基にした2台の「怪談車」を運行。1周約15分間の密室の中、声優の演技と効果音に稲川さんの語りを交えながら物語が展開する。
期間中、1階エントランスアトリウムで「事故物件住みます芸人」の松原タニシさんによるトークショー(10月6日、13時~・16時~)や、アーティスト・モデルのMattさんを招いてのイベントなども開催する。
「怪談車」は11時~23時(10月17日は18時~)。1台当たり定員は4人。乗車は7階観覧車乗り場からで、料金は1,000円(通常の観覧車1周分の乗車券付き)。待ち時間は1階の掲示板や公式ホームページで確認できる。今月31日まで。