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阪神梅田本店で物産展「阪神の四国味めぐり」 各県の鶏料理集まる

「阿波尾鶏専門レストラン odori」が百貨店初出店する

「阿波尾鶏専門レストラン odori」が百貨店初出店する

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 四国の料理を紹介する物産展「阪神の四国味めぐり」が6月5日、阪神梅田本店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)8階で始まった。

「阿波尾鶏専門レストラン odori」の「ほんとの親子丼」

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 四国のご当地グルメやビール、スイーツを紹介する物産展で、今年は四国の地鶏に焦点を当てた。約45店が出店し、うち24店が実演販売を行う。買ったものを食べられるイートスタンドは最大100~120人が同時に利用できる。

 注目は、百貨店初出店となる「阿波尾鶏専門レストラン odori」(徳島県美波町)。現地では入店までに長いときは1時間半以上の行列ができることもあるという。店名の由来にもなっている徳島県の阿波尾鶏を使った「ほんとの親子丼」(972円)を提供する。同店で働く武田優里さんは「卵も肉も地元の阿波尾鶏を使っている。しっかりとした歯応えが特徴」と話す。

 「安岡蒲鉾(かまぼこ)」(愛媛県宇和島市)は名産の「宇和島じゃこ天(5枚入り)」(1,026円)を実演販売する。宇和海(うわかい)で取れる「ほたるじゃこ」を練り上げ菜種油で揚げる。安岡一社長は「フライパンや網で軽くあぶって食べると香りが強くなってもっとおいしくなる」と話す。

 50年以上続くミカン農家「石丸農園」(愛媛県松山市)からは「蛇口からみかんジュース」(540円)が登場。「愛媛では蛇口からみかんジュースが出てくる」という冗談を実現した。特徴は自分で蛇口をひねってみかんジュースを注げる点。石丸智仁社長は「愛媛産ミカンのおいしさに気付くきっかけになれば」と話す。

 地ビールや銘酒を楽しんでほしいという思いから、ビールかお酒に対象店舗の1品が付く「四国味めぐり バルチケット」(800円)を各日100人限定で販売するほか、阿波(あわ)踊り団体「大阪天水連」(大阪府箕面市)がイートスタンド横で阿波踊りを披露する。7日~9日の11時~18時の0分からで、各回15分。

 営業時間は10時~20時(最終日は16時まで)。今月11日まで。

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