梅田の商業施設「阪急三番街」(大阪市北区芝田1)で50周年を迎えたソフトクリーム専門店「スウェーデン」が3月19日、店名を「シルクレーム 阪急三番街店」に変えてリニューアルオープンした。
1969(昭和44)年の阪急三番街開業時からある同店は、ソフトクリーム総合メーカーの日世(大阪府茨木市)直営店。「最高級のソフトクリーム」として開発した口当たりがよく、濃厚な「クレミア」(515円)の人気が高い。
リニューアルは、訪日観光客の増加を背景にした海外での知名度向上や、若年層の取り込みが目的。岡山宏代表は「大阪万博の前年にできた店で、やや時代に合ってないかなと。若者・女性に支持されるように改装した」と話す。
店内はソフトクリームを想起させる白色が基調。席数は36席と以前より16席減ったが、店舗デザイナーの内田真織さんは「女性を意識し、居心地や清潔感にこだわった。ナラ材や樹脂モルタルの内装でシンプルながら温かみのある空間にした」と話す。
商品はほかに、「苺のパルフェ」(800円)、「フルーツヨーグルトパルフェ」(720円)、「シトラスグラノーラ」(650円)、「ローレルトップ」(360円)など。
店舗面積は67平方メートル。フリーザーは4台備える。デジタルサイネージも2基設置した。
営業時間は11時~22時。