グランフロント大阪(大阪市北区大深町)北館で3月3日、嘉風、琴奨菊といった力士の取り組みを間近に観覧できる相撲イベント「うめきた場所」が開かれる。主催は一般社団法人グランフロント大阪TMO(大阪市北区)。
大相撲三月場所、通称「大阪場所」(3月10日開幕)に合わせ、日本の国技・相撲をより多くの人に体感してもらおうと開く。2017年にうめきた広場で初開催、2018年は屋内で観覧できるように会場を北館1階のナレッジプラザに変更した。
設置される土俵は、アマチュア規定に基づき、国体や総体、地方巡業でも使われる本格的なもの。大きさは上辺6.6メートル、底辺7.5メートル、高さ50センチで、木製ユニットでできている。昨年、一昨年とも約5000人の観客が集まった。
招待力士は、琴奨菊(佐渡ヶ嶽部屋)、嘉風(尾車部屋)などを予定。14時に開場し、「寄せ太鼓」「相撲甚句(じんく)」「髪結い実演」「初切(しょっきり)」「太鼓打分(うちわけ)実演」「相撲体験」といった演目を披露する。力士たちは取り組みに加え、相撲の禁じ手を滑稽なしぐさで紹介する「初切(しょっきり)」の実演も行う。うめきた広場では、ちゃんこ屋台も出店予定。
開催時間は14時~16時。入場無料。