「繁昌(はんじょう)亭・春休み こどもらくご教室」が3月21日・23日・24日、大阪天満宮裏の寄席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区天神橋2)で開かれる。
大阪市の子どもや伝統芸能初心者を対象に、上方を代表する伝統芸能の世界に触れてもらうことを目的に行う同教室。大阪市が2016年から開催しており、今回で4回目。過去の参加者からは「落語は難しいと思っていたが、楽しい話ばかりだった」「また来たい」という声が寄せられているといい、公益社団法人上方落語協会の秋澤勉さんは「例年、前売りで完売する」と人気ぶりを話す。
21日(小学校低学年向け)・23日(小学校高学年向け)は、笑福亭喬若(しょうふくていきょうじゃく)さんによるらくご入門「落語の成り立ち~小咄(こばなし)~仕草など」、「寄席のおはやし」(出演者=笑福亭喬若さん、桂りょうばさん、桂笑金(かつらしょうきん)さん、はやしや薫子さん(三味線))、ラッキー舞さんの「寄席の演芸(太神楽)」、桂三金(かつらさんきん)さんの「落語」の4プログラムで構成。小ばなしやしぐさ、鳴り物を体験するコーナーを設けるなど、初心者でも楽しめる内容にする。
24日は、落語を見たことのある小学校高学年~中学生向けの「上級編」として、解説の時間を短く、演目を多めに設定する。
開演時間は各日10時。定員は各公演210人で、全席指定。未就学児は入場不可。料金は、高校生以上=1,300円、中学生以下=800円。
3月16日には「初心者のためのはじめての寄席 繁昌亭夜席(NIGHT)」を開く。18時30分開演。料金は2,000円。